ブレーメンの音楽隊
話の内容
働き者だったロバは歳をとり、飼い主に捨てられてしまいブレーメンに行って音楽隊に入ることを決意する。
道の途中で同じような境遇のイヌ、ネコ、ニワトリに出会い仲間になる。
森の中にある家で、泥棒たちが金貨を分けながらご馳走を食べているのを見つける。
ご馳走を食べたいロバたちは、その家に近づいて一斉に大声で鳴いた。
驚いた泥棒たちは外に出て行ってしまい、ロバたちは思う存分にご馳走を食べることができた。
お腹いっぱいになり、夜も更けたのでその家で寝てしまうと、
泥棒たちは家の中が静かになったことを察知して、家の中に入ってみる。
すると、暗い家の中に猫の光った目が見えて驚いた泥棒は
犬の尻尾を踏み、怒った犬はその泥棒に噛みつき、
さらにうろたえた泥棒はロバにぶつかる。
ロバは思いっきり後ろ足で蹴飛ばし、さらに鶏が硬いくちばしで突く。
散々な目にあった泥棒はその家から逃げ去ってしまい、
それ以降ロバたちはその家で音楽を奏でながら楽しんで暮らした、という話。
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